PTA新聞掲載記事について

PTA新聞8.9号に掲載された私の記事内容で、今朝、記事を読まれた方からクレームのお電話がありました。取材後に掲載される予定の記事を発行者からいただいていなかったため、至急、県に連絡してリリースされている記事を入手しました。

そのなかには、「発達障害とラベリングされ、子供たちが福祉事業所や放課後等デイサービスで囲われてしまい、うまくいっていないのではないかと思います。」という内容が書かれていました。不快な思いをされた方のご指摘通りでした。
私が取材を受けたときにお話した意図が全く抜け落ちていたのです。これでは、保護者やその関係者が怒るのも最もだと。
私自身もなぜこんな記事に?と思ってしまいます。言った意図を組まずにそのまま切り取られていると思いました。
この記事だと、福祉事業所や放課後等デイサービスが悪い、制度が悪いと言っているようなものです。そんなわけはありません。本校の生徒たちもお世話になっておりますし、むしろ、多岐に渡る様々なご支援に感謝しています。

文章に書いてある、うまくいっていないという意味は、自分の居場所としている子供たちを温かいまなざしで見守る大人がもっと増えてほしい。ということを伝えたかったのです。また、「囲われている」という表現も本来の意図とは異なります。
社会の人々の、子ども達を見る目に隔たりがあってはならない、どの子も平等に見てほしいということです。「発達障害だから」という視点が無意識に囲いを生んでいることを指摘したかったのです。

私が設立し、目指している学校は、このような視点など必要ない豊かな人間性を持ち、社会に自立していける子どもたちの教育です。
どの場所にいようが、子ども達が自分の可能性を見出して自分の人生を歩んでいってくれることが一番の願いです。

保護者の皆様、関係者の皆様には大変誤解を生むような内容になってしまい、申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます。

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