本校について

校長メッセージ

生徒たちは学びたい、周りの人たちとうまくやっていきたいという生来の願望をもって入学してきます。私たちの生徒に対する信念や価値観が私たちの姿勢や嗜好を形つくり、日々の活動や下す決定の指針となっています。

多くの教育的活動は、子ども達に何をするかを伝え、指示に従うことを教えることに重点をおいています。服従を求めれば、寄り添う姿勢が失われていきます。私たちは、このことを経験から学んでいます。ですから、私たちは、「こうしなさい」と言う代わりに、生徒をよく見て質問をしていきます。質問するためには生徒の話をよく聞き、注意深く生徒を観察することが必要です。

校長写真
理事長・校長
加藤 雅世子

無理やりさせられる変化は、変化量も少なく続く時間も最短です。しかし、自分で変わりたいと思ったときは、最大の変化を最長の時間持続することができるのです。よりよい変化は、そのような過程によって定着していきます。

本校では上述のような教育概念のもと、問題や原因から対処の仕方を考えるProblem solving(問題解決)ではなく、望ましい未来や解決の姿をイメージしていくSolution building(解決の構築)を基本的考え方としています。

生徒のもっているリソース(成功体験、強さ、能力、長所)を教職員間で共通理解を図るとともに、生徒との関わりを通して、リソースを引出し、生徒自らがそれを自覚し、活用できるように支援することを目指します。

教育理念・教育方針・経営方針

教育理念

個人の自立のないところに社会における自立はないことを念頭におき、弾力のある人間性を育成する「教育のユニバーサルデザイン化」を構築する。

教育方針

  • 教育を受ける側に立って構築された学校の実現に向け、創意と工夫により絶えず進化を促す。
  • 教師がチームとして、生徒一人ひとりの目標達成を図り、生徒間のつながりを育てる。
  • 能力より意欲を高める教育を確立する。

経営方針

教育理念や教育方針の明確な方向性のもとに環境、条件を整備し、地域社会と協働して学校経営に取り組む。

星生学園のグランドルール

人と物を大切にする
人の話を良く聞き、人のために時間を使う。物を粗末にしない。

競争しない
同じ土俵で比べない。自分のベースと良さを生かす。

自分の限界を
自分で決めない

「どうせ…」ではなく、「どうする」と対策を練る。