no.3 ニュースこの人

入学式以降、県内の各地から生徒達がJR又は自転車で登校しています。

本校は、徐々に学校に慣れていけるようステップを踏んだカリキュラム作りを行っています。

入学式前に体験するフリースクールでは、言葉を使わずに仲間の名前を知ることができるゲームなどを取り入れ、誰でも自然なかたちで、参加できる本校独自の開発プログラムであるゲームなどで工夫をしています。

入学後の最初の一週間は、午前中のみです。 この週では通学の仕方、駅から学校までの歩き方、学校での自分の居場所作りなどを、活動を通して人と交わっていきます。

第2週目は、午後1時まで。この週の課題は、学校でお弁当を食べる、掃除をすることです。

そして第3週目、いよいよ通常の授業が開始されます。この週の週末に、一泊二日の宿泊研修へ―――。
このように学校生活が進んで行きます。

生徒たちの大半は、学校へ行けないことへの罪悪感があります。
毎日学校に登校することは大変なエネルギーがいります。

学校が始まって一ヶ月間で大切なことは、休むことに罪悪感を感じないようにすることです。
きついときには休むことは当たり前。
体験していないから自分のペースを知らないので、頑張りすぎて、また元に戻ってしまう・・・。

このような状況に際して、自分のペースがつかめるまで、失敗してもいいように職員が細い工夫をしていきます。

そして、入学してこの一ヶ月がとても大切な期間でもあります。
この時期がうまくいくことは、その先がスムーズにいくことでもあります。

このようなことを伝えたものが、佐賀新聞の「ニュースこの人」の記事に掲載されました。

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