半導体製造装置を主力とした技術商社を経営されている植木行雄さん(有限会社ウィンダム代表取締役)に会いに福岡朝倉市に向かいしました。
ご本人は幼少期大変ご苦労され、高校卒業後は家族を養うため大手コンピュータ会社に就職、その時技術書類の大半が英語だったため働きながら通信制の大学と大学院を卒業しMBAを取得しアメリカでの勤務経験がおありの方です。米国コンピュータ会社、三菱商事を経て20年前に独立されました。半導体製造製品をドイツから輸入することから始め、東芝本社から福岡、大分の工場への導入を手掛けていらっしゃいます。
植木さんに会いたいと思ったのは、片親で苦労する母の姿を思い浮かべるたびに「人生の勝利を学び、本物の教育を身に着けたい」と思い続けたその魂に触れたいと思ったからです。EducationのEducateとは本来“引き出す”が語源です。
詰め込むのではなく学ぶ側のなかにある素晴らしい宝が眠っていて、どんな人にもその人ならではの個性が輝く力が潜んでいる。それを引き出すのが教育である。という言葉を植木さんから聞いていました。そして人種は違うけど、どんな人も平等だ。
そのユニバーサルな精神に触れたいと。
自身のご子息は自閉症のため就労することが困難なため、奥様と息子さんと寺内ダム湖畔の1000㎡の土地で「あまおう」の苺栽培を始められました。とにかく前向きな生き方に感銘を受けたのはもちろん、寺内ダム湖畔の景色が素晴らしく山から湖畔を眺めるだけで心安らぎました。うちのワンもおじゃまして思いっきり走りまわり充実した時間でした。隣接しているイチゴハウスのもぎたてイチゴをおなか一杯食べさせてもらって裕福な時間でした。