平成29年1月25日~1月30日
昨年からソリューションランドの竹之内さんにお願いしていた
ガーザ高校の視察訪問が叶いました!
ガーザ高校は、様々な事情により高校を転校せざるを得ない生徒たちが
学ぶ学校です。ここの特徴は、教職員全員が解決志向プログラムによって
生徒たちの支援を行っていることです。
メンタルヘルスモデルを確立した、「ソリューション・フォーカスト・スクール」です。
ガーザ高校にモデルを導入した、テキサス大学のシンシア・フランクリン教授にもお会いすることができました。
佐賀星生学園も、解決構築を基盤とした、ソリューション・フォーカスト・スクール
であり、そのモデルとなる、ガーザ高校の実際を以前から見てみたいと
思っていました。
年間多くの視察依頼があるそうですが、生徒たちの気持ちに配慮して
全て断っているそうです。今回は、特別に受け入れていただいたということでした。
TEXAS州Austin にあるGarza 高校
▽ Gonzalo Garza Independence High School 入口
▽私たちのために、ガーザ高校の生徒さんが学校紹介をしてくれました。
▽数学クラスの様子(生徒が、「ここにきてとてもハッピー」と語ってくれました)
▽中央左が校長のDr.Linda Webb先生 右が高校の名前の由来となるDr.Gonzalo Garza 先生
▽The University of Texas at Austin School of Social Work
(テキサス大学社会福祉学科)
▽壁画が圧巻でした。おおおぉぉぉ、感嘆の声
▽写真中央がCynthia Franklin,Ph.D.,LCSW 教授、右はしがCalvin L.Streeter,Ph.D.教授
左から精神科医三島先生(福岡)、岩泉先生の奥様、Learnig Support shiwa 代表岩泉先生(岩手)
ソリューション代表竹之内さん(東京)、加藤(佐賀)、テキサス大学学生さん
▽ランチはテキサス大学内の会員制レストランで
▽ 私の右隣の方は、岡山大学から研究に来られている山田剛史教授
左は通訳のネルソンaya さん、シアトルからです。
ガーザ高校の実際を見学してみて、すでにやれていることもあって嬉しく思いました。
また、たくさんの学びがありました。
本校でもやれることがまだまだあるなぁ。
「問題を抱えている生徒の対応において、生徒は資産であるという考え方は、
職員の負担をかなり軽減すると証明されている。
問題を長々と分析して話し合うモデルは、関係者全員を落胆させるのみでなく、
変化が起こるだろうという希望や、状況はよくなるだろうという望みまでも
ダメにしてしまう恐れがある。」
<ソリューション・フォーカスト(解決志向)に基づく教職員研修とエンパワーメントより>
上述の解決志向の考え方は、本校の実践でも証明されています。
一歩を踏み出せば、誰でも変われるということ
そして、生徒たちは大人が想像しているものをはるかに超えて
様々な活動のなかで自身の能力を発揮しています。
学校の風土やビジョンをより確かなものにしていくために
生徒とともに、解決を構築しながら、生徒の前向きな変化を
促すようなコミュニケーションにより関係を育んでいきたいと思います。