no.62 既卒の在校生

佐賀星生学園の教職員は、卒業後も引き続き
卒業生のケアやサポートをしています。
すべての卒業生は、「既卒の在校生」として扱います。

卒業生は、現在の状況を報告したいとき、
賞をとったなどいいことがあったとき、
相談したいことがあるとき、
学校帰り、仕事帰りに気持ちが落ち込んで
ちょっと休みたい時等、学校に現れます。

また、星生祭、卒業式後のイベント等
行事があるときは、お手伝いにきてくれます。

第1期生が平成26年3月に卒業してから
3回卒業生を送り出しました。

卒業生がたびたび、学校に顔をみせて
近況を語ってくれるその姿をみるたびに
彼らはここが「居場所」になっていたんだぁと
思える会話あり、場面あり、です。

また、卒業生からの電話での近況法報告も
ありますが、卒業生保護者の訪問や電話も
あっています。

先日は、今年3月に卒業した、男子生徒の保護者から
電話がありました。

彼は、一般就労で県内の会社に就職をしました。
試用期間3か月を経て、晴れて正社員に登用された
という内容でした。
このことに保護者の方が嬉しくて嬉しくてその気持ち
を伝えるお電話でした。
何故、こんなに嬉しかったかというと、過去には大変なことで
犯罪にまきこまれるなどどん底だった精神のなか、星生に入学して
這い上がれてこれた。これは先生たちのおかげ。
就職についても学校で懸命にしてもらったということで
感謝の気持ちを伝えたいということでした。
また、アクア部での活動も会社で役にたっているとのことでした。

学校は、生徒一人ひとりの立場にたって
力の限りをつくして支援するのは当たり前ですが
その支援を受け入れ、頑張ったのは本人であり、子を思うお母さんだった
と思います。お母さんも卒業を迎える直前には親としての
責任を果たされました。本当にりっぱです。
その思いが彼には、本当に生きる力となっていったことでしょう。

私達にとっても嬉しい知らせでした。

以下、H28年にやってきた「既卒の在校生」たち(一部掲載)です。

▽西九州大に進学して大学の帰りに寄ってくれました。 ▽3期生:学校の遠足の日にやってきました。

▽遠足現場まできてくれました。2期生。建設現場で頑張っていますよ~。

▽1期生、転職したので報告に来ました。
専門学校在学中もよく来てくれてました。           ▽1期生:毎年時々来てくれます。この日は近況報告

▽1期生 ことあるごとに報告方々来てくれます。   
東京での仕事、大学での勉強頑張ってね!!
二人とも忙しくなって会う機会が少なくなっていくね・・
寂しいけど、成長している姿は嬉しい。複雑な気持ちです。 

▽3期生 就職して毎日頑張っています。時々学校にやってきて
時々、アクアの活動もして帰ります。

▽ 1期生(ワンディ) ワンディの卒業生がやってきました。本当に嬉しい!!
2人とも将来が楽しみ!! 遠方にいながら、時々きてくれます。

皆、いい笑顔してますねぇ。

昨日も卒業生が2人来ていました。朝から来て、午後3時近くまでいましたよ。
居心地がいいのか・・。まだ何か話し足りないことがあったのか・・。

佐賀星生学園の「既卒の在校生」たちは、よく学校に顔を見せてくれています。

卒業生たちよ、星生の★となって輝いてね!!

今後もずっとずっと応援しています。

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